今日は記念日-苺のような真っ赤に色づく想い-


※この先、本文中に「NEWS 15th Anniversary LIVE 2018 “Strawberry”」(以下略:Strawberry)の本編内容に触れる記述があります。まだご覧になられてない方など、ネタバレになる恐れがあるためご注意下さい。

_____



NEWSのコンサートって愛に溢れた空間だな!!」


と、凡そ3時間にも及ぶStrawberry本編を観ている中で何度も感じた。

時には言葉で、時には表情で、時には演出で、、

「NEWSからNEWSを応援してくれたすべての人へ」
「スタッフからNEWSへ」
「ファンからNEWSへ」

と様々な形の「愛」がこれでもかと詰まっていた。



Strawberry、つまり苺の花言葉は「幸せな家庭」を象徴するものである。

あの空間はまさに、NEWSとNEWSの結成15周年を祝うすべての人々を包む温かで幸せなものであった。
(真夏の酷暑と人々が放つ熱気で、最高に暑くて熱いライブであることは勿論)



様々な愛の形が体現された中で、特に自分が印象に残ったものをいくつか挙げていきたいと思う。


①ファンの声=愛
前半戦ラストを飾る「U R not alone」の前奏部分で、小山くんが「皆さんの大きな“愛”を、僕たちに届けて下さい」と煽る。

私たちの声を愛だと言ってくれるのだ。

その愛を全身で受け止めるように両手を広げ、まるでそれを次の歌唱へのパワーへ変えるように身を委ね、そしてそれを歌として私たちの元へ届けてくれる。


愛の交換 とでも例えるべきなのだろうか。


小山慶一郎は伝える、「沢山の愛をありがとう」と。
手越祐也は誘う、その力強い歌声で私たちの心を一つに。
加藤シゲアキは信じる、「そんなものじゃないだろ?」と私たちの可能性を。
増田貴久は寄り添う、ファンの歌声に合わせ自らの歌声を。

そしてファンは歌う、NEWSがくれた愛に応えるために。


あの曲が持つパワーは計り知れない。
時には感極まって涙が溢れてしまうほど心が震える。

「U R not alone」
私たちは間違いなく「ひとりじゃない」




②ファンを信じてるからこそ

第一前提として、NEWSはライブ中にファンに何かを求める事が多い。かなり多い。めちゃくちゃ多い。←

手拍子や曲の振り付け・C&Rは勿論、タオルを回す・ジャンプをする…
「一緒に歌って」と曲のワンフレーズをファンが担うことさえある。


それらは全て「ファンならきっとやってくれる」とNEWSが信じてるからこそだと私は思っている。

そして私自身含め、ファンもNEWSが喜ぶ顔が見たいからそれに全力で応える。

双方の気持ちがあるからこそ成し得る「人と人がリアルタイムで作り出す演出」といえよう。



それの集大成とも言えるのが、ライブも終盤戦に差し掛かる「Stand Up」前、約5分20秒にも及ぶファンの「Stand Upコール」ではないだろうか。

NEWSはファンに対して「Stand Up」と言い続けてと促すと、ステージ下へ降下、次のパフォーマンスのために生着替えを始める。


普通に考えて演者の居ないステージが5分以上も続くことはまずない。

それが体現したのは、やはりNEWSとファンの互いに思いやる気持ちと、ライブの主役はNEWSだけでなく、15年という長い時間の中で出逢えたファンでもある。というメッセージなのではないのかと私は受け取った。


だからこそ大切なライブの演出の一つにファンの声や踊り、個々では小さいかもしれないが、大人数が一つになった時に生まれるエネルギーのようなものを一つでも多く取り込んでいくのだろう。


だから
私はこれからもライブの次の日に声が枯れてしまっても声の限り歌い、その名前を呼びたい。

腕が筋肉痛になろうとも力の限りペンライトや拳を掲げたい。


そうやって「想い」が届くように。





③スタッフからの愛

どのライブDVDを観ても思うが、今回の“Strawberry”にも「憎いなぁ〜」と思う演出・編集が随所に施されていた。


本編開始前に普段見る事のないステージ設営の様子を映し出したり、歌唱シーンに上手くスクリーンで映し出した映像を混ぜ込んだり、、

「こんなの泣いてまうやろ」

とまんまと泣かされる演出がありすぎる。
(悉く泣かされたやつ、ここに一名在り)


映像の編集だけではなく、企画の段階から当日の運営まで、目に見えるところ見えない所にいたスタッフの方々からNEWSに向けた「愛」の形なのだと思う。


特にラストのエンドロールには「生きろ」のカラオケver.が使用されているが、ライブ会場の音をそのまま、所謂「まま音」でスクリーンの映像とともに流している。

そうすると、ファンが何処からともなくカラオケ音源に合わせて「生きろ」を歌いだし、サビに入る頃には会場全体で約55000人の大合唱となる。


当時、「生きろ」の発売前だったにも関わらず、所々鼻歌を交えながらも自然と口ずさんでいた。
歌い終わった時にはもう一度大きな拍手に包まれた。


それをそのまま使ってくれた演出に、やはり泣かされた。←


沢山の憎い…愛に溢れた演出をありがとうございます。




まだまだ挙げればキリがないが、一つ言えることは「みんなNEWSが大好き」

NEWSのメンバー自身も、ファンも、スタッフも、、

その気持ちが直接ぶつかりあうコンサートという場所はNEWSが作り出す「幸せな家庭」と言えるのかもしれない。



これからもきっとNEWSはファンに対して「愛」を届けてくれるし、ファンもそれに応えるだろう。勿論私も力の限り「愛」を返していきたい。

きっとその想いは届くと信じて。



沢山の愛をありがとう。
これからも愛しています。

NEWS、結成16年目おめでとうございます。


ありったけの愛を込めて

2019年9月15日(日)